2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

パソコン通信

インターネットが普及する前は、パソコン通信が全盛でした。 運営の大手はNECが「PC-VAN」、富士通が「NIFTY Serve」。他、中小の運営会社がたくさんあり、電話帳のようなものがありました。海外では「CompuServe」というのがありました。 地元では ANNEXと…

マハーポーシャ

「DOS/V magazine」のモノクロ広告を見ていると、パーツやその値段の他、どんなショップがあるのかも自然と入って来ます。 今のようにインターネットがある訳ではなく、広告の中にざっくりとした地図が描かれていました。 あのオウム真理教が関わっていると…

ツクモ電機

パーツについていろいろ調べていると自作をしてみたくなりましたが、地方に住んでおり、上手く組めなかった時の対応等考えてDOS/Vは選択しつつ、秋葉原のショップブランドのパソコンを購入してみることにしました。 ツクモ電機の通販で売られていたもので、…

DOS/V magazine

パソコンパーツへの興味から、「DOS/V magazine」をよく読みました。 掲載される記事もそうですが、後半のモノクロのショップ広告が見ていて楽しかったと記憶しています。 雑誌は時流と共にどんどん厚くなり、最盛期にはページの半分以上が広告ということも…

パーツへの興味

テラドライブを使うようになって、DOS(OS)とはこういうものか、と実感できるようになりました。 NECのキューハチは健在で、パソコンショップにはキューハチ対応のゲームがたくさん売られていたのを覚えています。 DOS/Vは新興勢力で、海外製のパソコンパー…

テラドライブ(2)

テラドライブは前面にあるスイッチでゲーム機とパソコンを切り替えました。メガドライブ本体は持っていませんでしたが、メガドラのゲームはこのテラドライブで遊びました。 テラドライブを購入してイチバン驚いたのが、購入時はあまり意識していなかったハー…

テラドライブ(1)

MSXの新機種はパナソニックからしか販売されなくなりました。自分の興味も徐々に海外へと移って行きます。 しかし、いきなり海外製品とは思い切れませんでした。何せ、高価な買い物ですので、ハズレたくありません。 そんな中、セガと日本IBMが共同開発した…

DOS/V(ドスブイ)

NECパソコンの優位性は日本語が使えること、これは漢字ROMがハード的に載っているものでした。DOS/Vは、ソフトだけで日本語表示を可能にします。 「これって、NECが売れなくなるんじゃないかなぁ」と子供ながらに思いましたが、しばらくすると予想は的中しま…

BASICとDOS

MSXは電源を入れてしばらく放置してると、青画面の BASICが立ち上がります。 専門誌が販売されていたり、サンプルコードを幾つか入力、実行したりしましたが、BASICはあまり好きになれませんでした。 MSXを使っている限り BASICが前面にあり、DOSなどの OSを…

ソフトベンダー武尊

当時のソフトは主に 3.5インチのフロッピーディスクに格納され、紙のマニュアルと一緒に箱に入ったパッケージとして販売されていました。 市内にあったダイエーの7階にパソコンソフトの自動販売機である「ソフトベンダー武尊(タケル)」が設置されていまし…

アベレコード

アーケード通りについて書いていて、「アベレコード」さんを思い出しました。今も営業されています。 中学の時は、永井真理子さんの曲をよく聞いていました。青い自転車をこぎながら、口ずさんだものです。 音楽に関しては市内のレコード店3件をよく巡りま…

いむらや

コンピュータ館はアーケード通りの起点にありました。 O外科と美容室のあとに、「いむらや」という食堂がありました。 揚げた麺にあんが掛かった「かた焼きそば」、色が濃く絹さやが乗った「正油ラーメン」。シューマイは持ち帰りでよく食べました。 いむら…

ラオックス コンピュータ館(その2)

2階はプリンターの売り場で、2台買いました。1台目は印刷する時にV字形にするNEC製(中身はHPのOEM品)で、2台目はスリムタイプのCanonのものでした。 3階と4階が何の売り場だったか記憶が曖昧なのですが、3階では椅子に座り Windows3.1のソリティア…

ラオックス コンピュータ館(その1)

パソコンショップの大手と言えば、「ラオックス」。地元にもラオックスの「コンピュータ館」がありました。 売り場のフロアは、確か4階まであったように記憶しています。今となっては確かめる術がないので、何とも言えません。 ここも駅前の本屋と同じく、…

OAショップ アクソン

家から一番近いパソコン専門店が「OAショップ アクソン」でした。 入ってすぐにX68000が置いてあり、ゲームのデモが流れていました。 EPSONは、カラリオなどのプリンターが有名になる前、NECの互換機を作っていました。「PC CLUB」というキーボード一体型の…

NEC、シャープ、富士通

当時、パソコン業界の雄はNECのキューハチ(PC-9800シリーズ)。 強みは漢字ROMを搭載しており、日本語が使えることです。 シャープは、モトローラのCPUを使ったX68000。映画「2001年宇宙の旅」のモノリスを2つ並べたようなデザインが斬新でした。 富士通は…

MSX2+(ツープラス)

いろいろ悩んだ末、最初のパソコンはパナソニック製の「MSX2+(ツープラス)」にしました。 MSXはアスキーの西和彦さんと米国マイクロソフト社が提唱した共通規格で、フロッピーディスクあり、ファミコンのようなカセットあり、家庭用のテレビに接続可能とい…

現金書留

貯めたお年玉を合計しても、パソコンはやはり高価なものでした。 いろんな雑誌を立ち読みし、そこに載っている通販の広告を見て、無料のカタログを集め、市内のパソコンショップをまわって日々を過ごしました。 通信販売は今のように一般的ではなく、店では…

キーボードの存在

振り返って「コンピューターの魅力とは?」と考えてみると、キーボードの存在が大きいように思います。 タイプライターの時代、キーのアームが絡みあって故障しないようにと、続けて打つことが多い文字を遠くに離す配置にしたのが起源とのことです。 キーボ…

ワープロ専用機

年賀状には「プリントゴッコ」という印刷器がありました。 パソコンの用途は今のようにはっきりしていた訳ではなく、電気屋ではワープロ専用機が前面に販売されていました。 文豪(NEC)OASYS(富士通)書院(シャープ)Rupo(東芝) 郊外型の家電量販店がで…

駅前に「平安堂」

駅前に「平安堂」という大きな書店がありました。学校が終わると青い自転車に乗り向かいました。 道は3コースくらいで、たまに遠まわりをしました。お気に入りは電車が上を通るアンダーパスのコース。 坂を上るとT字路にパチンコ屋があり、1個30円で今川…

月刊アスキー

新しい情報は「月刊アスキー」などの雑誌から収集しました。 表紙に「ASCII」と印刷された雑誌は、アスキーと読むらしい。アスキーって、何だろう?と手に取りました。 書店の売り場はジャンルごとになっており、見慣れたゲーム雑誌の隣りがコンピューターの…

パソコンなるもの

パソコンなるものを最初に見たのは理科の教員室でした。 電源ボタンを押し、3.5インチのフロッピーディスクを入れると、カタカタと音を立てて動き出しました。 ピンボールが画面に映し出され、確か、シフトキーでフリッパーを動かしました。 いとこの家にもN…