パソコンなるもの

パソコンなるものを最初に見たのは理科の教員室でした。

電源ボタンを押し、3.5インチのフロッピーディスクを入れると、カタカタと音を立てて動き出しました。

ピンボールが画面に映し出され、確か、シフトキーでフリッパーを動かしました。

いとこの家にもNEC製のハチハチ(PC-8801)があり、「イース(Ys)」のオープニング画面の精緻さはとても印象に残りました。

専用の画面とランダムに配列されたキーボードは、子供が遊ぶゲーム機とは違う特別な雰囲気を持っていました。