ドン・エストリッジ

現在のパソコンは、DOS/Vの時代は IBM PC/AT互換機と言われていました。それをさらに遡ると IBM PCになります。

この IBM PCの開発リーダーがドン・エストリッジです。当時、パソコン市場では Apple Ⅱの人気があったようです。

IBMはチームを作って開発を始める訳ですが、メンバーは14名、期間は1年という制約がありました。イチから作っていたのではとても間に合わず、「一般にある技術を使う」という選択をとります。

結果的に広く受け入れられますが、それは本家ではなく(一般の技術を使った為に可能となった)安い互換機でした。

現在のように知財(IP)のノウハウがあれば莫大な恩恵を IBMにもたらす手法だと思いますが、時代を先行し過ぎたようです。