TFT液晶

液晶は電卓やゲームウォッチなどで単色のものはよく見かけましたが、カラーのものは希少でした。当時のワープロ専用機もほぼ単色の多階調で、画面横に調節ツマミが付いていました。

カラーは、少し安価なDSTN方式(STN方式)か、高価なTFT方式に分かれていました。

画面を見るとDSTNが少しボヤけた感じで反応速度が遅く、TFTは鮮明で反応が速いというのが売りでした。

大学の斡旋で買ったBIBLOはDSTN方式でしたが、それまで画面は重くかさばるブラウン管でしたので、その薄さと軽さに感動したものです。